ステロイド性骨粗鬆症ガイドライン

ガイドライン

ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン:2014年改定版から重要な部分を抜粋しました.

薬物療法の適応

経口ステロイドを3ヶ月以上使用中ないし,使用予定であり,危険因子のスコアが3点以上で薬物療法の介入対象.

  • 年齢が65を超えたら自動的に適応.
  • PSL換算で7.5mg/dを超えても自動的に適応.
  • 薬物療法の第一選択薬はアレンドロネート,リセドロネート
危険因子 スコア
既存骨折 なし 0
あり 7
年齢 <50 0
50≦ <65 2
≧65 4
ステロイド投与量
(PSL換算mg/day)
<5 0
5≦ <7.5 1
≧7.5 4
腰椎骨密度
(%YAM)
≧80 0
70≦ <80 2
<70 4

薬物療法の推奨度

製剤 一般名 商品名 経路 容量
ビスホスホネート アレンドロネート

フォッサマック

ボナロン

A 内服

5mg/D

35mg/W

点滴 900μg/4W
リセドロネート

アクトネル

ベネット

A 内服

2.5mg/D

17.5mg/W

75mg/M

エチドロネート ダイドロネル C 内服 200 or 400mg/D を2w,3ヶ月に1クール
ミノドロン酸

ボノテオ

リカルボン

C 内服

1mg/D

50mg/4W

イバンドロネート ボンビバ B 点滴 1mg/M
活性型ビタミンD3製剤 アルファカルシドール

アルファロール

ワンアルファ

B 内服 0.25 or 0.5 or 1.0 μg/D
カルシトリオール ロカルトロール B 内服 0.25 or 0.5 μg/D
エルデカルシトール エディロール C 内服 0.5 or 0.75 μg/D
甲状腺ホルモン 遺伝子組換えテリパラチド フォルテオ B 皮下注 20 μg/D
テリパラチド酢酸塩 テリボン C 皮下注 56.5 μg/W
ビタミンK2製剤 メナテトレノン

ケイツー

グラケー

C 経口 45mg/D

SERM

ラロキシフェン エビスタ C 経口 60mg/D
バセドキシフェン ビビアント C 経口

20mg/D

抗RANKL抗体薬 デノスマブ プラリア C 皮下注 60mg/6M

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