生物学的製剤まとめ

皮膚科専門医試験対策

乾癬生物学的製剤の適応疾患と特徴

  レミケード ヒュミラ シムジア
  Infliximab Adalimumab certolizumab
抗体の種類 キメラ型 ヒト型 ヒト化型
標的分子 TNF-α
投与経路 点滴 皮下(自己注射可) 皮下(自己注射可)
禁忌 脱髄疾患✕
適応疾患

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症

関節リウマチ
強直性脊椎炎
ベーチェット病
(腸管、神経、血管、眼)
川崎病
クローン病
潰瘍性大腸炎

尋常性乾癬
乾癬性関節炎
膿疱性乾癬
化膿性汗腺炎
壊疽性膿皮症

若年性特発性関節炎
関節リウマチ
強直性脊椎炎
腸管型ベーチェット病
ぶどう膜炎
クローン病
潰瘍性大腸炎

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症

関節リウマチ

投与量・間隔 増量可
4週まで投与間隔短縮可
倍量可 半量or投与間隔半減可

 

  ステラーラ トレムフィア スキリージ イルミア
  Ustekinumab Guselkumab Risankizumab Tildrakizumab
抗体の種類 ヒト型 ヒト型 ヒト化型 ヒト化型

標的分子

IL12/IL-23p40

IL-23p19

投与経路 皮下(自己注射 不可)
適応疾患

尋常性乾癬
関節症性乾癬

クローン病
潰瘍性大腸炎

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症
掌蹠膿疱症
尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症
掌蹠膿疱症
尋常性乾癬
投与量 倍量可 なし 半量可(PPP以外) なし
  コセンティクス トルツ ルミセフ ビンゼレックス
  Secukinumab Ixekizumab Brodalumab Bimekizumab
抗体の種類 ヒト型 ヒト化型 ヒト型 ヒト化型
標的分子 IL-17A IL-17RA IL-17A/F
投与経路 皮下(自己注射 可)
注意事項 炎症性腸疾患✕
適応疾患

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬

強直性脊椎炎
体軸性脊椎関節炎

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症

強直性脊椎炎
体軸性脊椎関節炎

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症
掌蹠膿疱症

強直性脊椎炎
体軸性脊椎関節炎

尋常性乾癬
関節症性乾癬
膿疱性乾癬
乾癬性紅皮症
化膿性汗腺炎

強直性脊椎炎
体軸性脊椎関節炎

投与量・間隔 半量,倍量可
6歳から投与可
投与間隔半減可 なし  適応症による

ヒト抗体;-umabヒト化抗体;-zumabキメラ抗体;-ximab

乾癬生物学的製剤の投与日程(皮膚科疾患のみ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました